今回は村田基氏が推奨する「ベイトリールの洗い方」について書いていこうと思います。
その名も「リールじゃぶ洗い」!!
ちょっと乱暴な洗い方に聞こえるかもしれませんが、私自身も当たり前のように実践し、リールには一切不具合もなく好調なので、安心してください。
村田さんのサロン「DMM 奇蹟の釣り大学」にて勉強したリールの洗い方
まずはじめに、私は村田基さんのオンラインサロン「奇蹟の釣り大学」(DMM)というものに加入しておりました。
月額2800円かかるのですが(2019年10月から2700円→2800円へ)、村田さん本人が生放送にて、サロンメンバーの質問を全て!お答えしてくれるスペシャルな企画です。
まぁ、質問に対してさらっと流されてしまうこともあるのですが、人のいい村田さんなので同じような質問を数回しても嫌な顔はされません。
さて、今回はサロン内でもよく見かける質問なのですが、「ベイトリール」のジャブ洗いについて書いてみます。管理人も海釣り後には毎回実践している洗い方なので、興味のある方はご覧ください。
✔︎ 海水で使ったリールの手入れについて
海水で使ったリールや竿、ルアーや小物は真水で洗い流しをしないとどうなるか…。
当然錆びてしまいますよね??
リールに至っては内部のギアが腐食を起こしたり、潮噛みなどで巻き心地も悪くなったり・・・メーカーにオーバーホールを出さなくてはいけなくなるかもしれません。
そこで、ベイトリールは「真水の入ったバケツにリールを全部浸けて、潮抜きしちゃいなさいよ」というのが今回のジャブ洗いというものです。
「リールを完全に浸水させるのは怖いと思うかもしれませんが、潮抜きをする方が大事」なのです。
そして、ジャブ洗いといえども、ほんの数秒の話です。10秒以内で終わらせてしまえばいいのです。
グリスが流れ出すとかも無いので、ハンドルなどのベアリング部分や内部に入ったであろう潮を抜いていきましょう。
リールジャブ洗いの手順について
まずは、ベイトリールのジャブ洗いの手順を下記に載せておきます。
【ベイトジャブ洗いの手順】
・リールを片手に持ったまま、真水の入ったバケツに浸ける
・ハンドルを回す(回すことでレベルワインども動き、潮も取れやすく)
・ハンドルノブ自体もクルクル回す
・リールを水から上げて、(慎重に)振って水切りをする
以上です。
どうですか?簡単すぎますよね??
私は現地にポリタンクで真水を持っていくので、竿やリール、使ったルアーや道具は現地で軽く水洗いをしてから帰ります。
カヤックフィッシングに限らず、ソルトの釣りをする人はあると便利ですよ。
最低でも10Lのタンクにしておくといいでしょう。
ジャブ洗いでDCの基盤は大丈夫なの・・・?
さらにここで、よくある質問にもお答えしておきます。
それは「浸水してDC基盤が壊れたりしないのか?」と言うことです。
これは、村田さんご本人も言っておられましたが、DC基盤はブラックボックスみたいなものに入っているので、水が入ることはあり得ないとのことです。
私自身も全く使い心地に影響は出ていませんから、安心してお試しください。
ジャブ洗いはシマノ的にはNG・・・?
サロンで村田さん本人も言っていますが、「シマノはそういう洗い方を宣伝しないでくれ」と言われるそうです。
やはりメーカーの意見はそうですよね。
しかし、私も村田氏の意見には賛成です。
結局、釣りを開発するチームよりも「釣り経験の長い方の意見を参考にしたい」と思います。(私自身も専門職をしていますが、経験というのは重要です)
もちろん、意見が分かれるのも当然なのですが、私のエクスセンスDCは異音もなく快適に使えております。まぁ、私よりも日々釣りをしている村田さんのリールに異常がないのですからね!
ご本人の動画も載せておくのでぜひぜひ実践してみてくださいね。
まとめ
この方法で洗ったからリールがダメになったというのは個人的には聞いたことがありません。
とにかく大事な自分の釣り道具ですから、潮抜きだけはしっかりし、釣行後はメンテナンスをしてあげましょう。さらに、必要に応じてオイルの塗布などすると良いでしょう。
今回は紹介していませんが、真水を持っていくのを忘れた際は、お茶などでも構いません、とにかく少しでも早く潮抜きをするように心がけてください。