【ジギング】PEラインの「4本編み、8本編みについて選択法」を解説

 

現在、海の釣りでは主流になっているPEライン

 

細く、比重も軽いラインなので「リールへの糸巻き量」も多くとれ、飛距離もでるので、ソルトでは一般的なラインとなっています。

 

さて、ほとんどの方が既に使っているかとは思いますが、今回は私が「初めてPEラインを購入する時」に悩んだことをお話ししようと思います。参考にしてみてください。

 

✔︎ 当記事の内容

・PEライン4本編み、8本編みの特徴と選び方

・(余談)私がバス釣りからソルトの釣りへ移行する際に困ったPEライン選定

 

 

PEライン4本編み、8本編みの特徴と選び方

 

活字だと解りにくいかもしれませんが、PEラインの4本編みと8本編みをそれぞれ簡単に説明します。

 

✔︎ 4本編みと8本編みのPEラインの仕組み

 

まずは4本編みについて

 

仮に0.25という太さの糸があったとして、それを4本合わせると

 

0.25×4(本)=1

 

1という強さの糸が出来上がります。

 

 

そして、8本編み

 

今回も仮に0.125という太さの糸があったとして、それを8本合わせると

 

0.125×8(本)=1

 

となります。

 

ここでは、どちらも「1」。強度は同一ということで考えてください。

 

 

すなわち、4本編みの方は「一本あたりが太めの糸を4本」、8本撚りは「一本あたりが細めの糸を8本」縒ったラインということになります。

 

それでは、次にそれぞれのメリット・デメリットを解説します。

 

それぞれのメリット・デメリット

まずは4本撚りの方が「一本あたりが太くなる」ので、当然、耐磨耗性が上がります

 

8本撚りの方が一本あたりが細いので、8本の内、1本でも擦り切れてしまった場合には、強度の低下が起こります。

 

そして、4本編みと8本編みでは価格差も1.5〜2倍となってきます。(4本編みの方が安い)

 

こう書いてしまえば、「安くて強度もいい4本編みでいいじゃないか!」と思いますね。

 

さて、正直、ここからは「好み」になってきます。

 

個人的には「手触り」が一番大きいのでは?と思います。

 

釣りをしている間、ず〜っと指で触れているライン。

 

服とか、肌に直接触れているものって結構気になりますよね。それと同じような感覚です。

 

4本編み:張りがあって、ザラザラしたような手触り

8本編み:しなやかで、つるつるした手触り

 

私は最初、4本編みからはじめて、8本撚りを買った時には特有の「ツルツル感」に驚きました!

 

キャスティングにおいては今でも8本の方が好きだったりもするのですが、カヤックフィッシングにおいては4本撚りで十分と思いやっています。

 

上記のように、私はカヤックでのバーチカルな釣りでは基本4本、ショアのキャスティングは8本が好き。といった感じです。

 

ラインの号数

バス釣りで使っていたラインはlb(ポンド)表記でしたが、ソルトのラインはで売られていることが多いです。

 

ちょっと迷ってしまいますが、狙う魚種やタックルで使い分けましょう。

 

私はシマノの2番、3番のオフショアロッドには1.5〜2号のPEラインをメインで使っています。カヤックフィッシングでのターゲットはシーバス、鯛、根魚、青物と多岐に渡ります。

 

一本のタックルで全てを賄うのであれば、1.5〜2号、タイラバ専用タックルには0.8号、青物専用タックルには2号〜というのを目安にしてみてはいかがでしょうか?

 

基本、迷ったら「太め」でいいと思いますよ。あくまで私的な目安なので、参考程度にお願い致します。

 

 

(余談)私がバス釣りからソルトの釣りへ移行する際に困ったPEライン選定

 

私はバス釣りでルアーフィッシングの楽しみを覚え、これまでも20年近く趣味としています。

 

そんな私、7,8年前でしょうか??

 

海でのシーバスやショア太刀魚を始めたいと思い、タックルを購入しに関西の大手釣具店へと行きました。

 

リールを決めるところまでは良かったのですが、ライン選びで悩みました・・・。

 

バス釣りでは「ナイロン」か「フロロ」しか使っていませんでしたからね。

 

そこで店員さんに相談してみることに。

 

私「すいません、シーバスの釣りを始めるのに、初めてPEラインを使ってみたいと思うんですけど。」

 

店員「そうですね。PEがいいです。ここにあるのでお好みで。」

 

そう言って立ち去られてしまいました。

 

いやいや、「初めて」って言ってるんだから、「号数」の説明や「何本撚り」とかの説明もお願いしますよ・・・。と思い、今度は違う店員さんに声をかけることに。

 

私「すいません。シーバス釣りをするのにPEラインを購入したいんですが、号数や4本撚り、8本撚りに関して教えてください。」

 

店員「シーバスだったら0.8でいいですよ。何本撚りかは、ほんと好みなんで好きな方で!」

 

なんてアバウトな・・・。「好み」という言葉をただ使って、説明をごまかしているだけでした。

(正直、今でもここの某釣具屋はこんな感じの店員さんがいます。)

 

仕方がないので、この日は0.8号のPEラインで、価格的に安い4本編みの方を買って帰る。という事がありました。

 

その後は自分で使って判断するのが一番と思い、4本編み、8本編みと色々と使っていくことに。

 

 

まとめ

結局、「4本撚り」「8本撚り」どちらも使った事がある人は「好み」でいいと思いますが、これから始める方は、はじめは4本撚り、次にライン交換する際は8本撚りというように、どちらも体験されることをお勧め致します。そして、根掛かりなどでどんどん短くなっていってしまうので、リールの糸巻き量が可能であれば、200m巻きを購入することをお勧め致します。

<私が使用しているPEライン(1.5号)>

シマノのピットブルを使用しています。色はお好みでいいと思います。


【メール便対応】 シマノ ピットブル 4 PL-M64R 200M スーパーブルー 1.5号 [PEライン]

 


【メール便対応】 シマノ ピットブル 8 PL-M68R 200M スーパーブルー 1.5号 [PEライン]

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